2025林間学校(颯鴻塾キャンプ)

今年も8月4・5日と群馬県片品村にある菅沼キャンプ場にて林間学校に1泊2日で行ってきました。

昨年キャンプに行った後によく聞かれることがあったのですが「現地で勉強はするのですか?」との問い。

はい、全くしません!笑

そもそも、このキャンプの目的が

  • 携帯依存からの脱却
  • 自然環境に触れ合う
  • 透明度日本一のカヌー体験
  • ただの焚火じゃない!?

等々、上げたらキリがないですが勉強どころではありません。塾講師が言うのも変ですがそれより大事な事を学びに行っている気がします

携帯依存からの脱却

塾での休み時間の開始チャイムが鳴ると同時におしゃべりが始まる・・・のは昔の話、今は授業中より静かかもしれません。ほぼ全員携帯で「ゲーム・SNS等」を行いシーンとした休み時間がはじまる。今の中学生の多くは携帯依存症なのだと思います。そこで【電波の届かない所】に行けば自動的にその問題点が改善です。つまり、このキャンプ場は電波が届かないのです。使えないものを持っていても意味がないのでみんなコミュニケーションを楽しんでいました。たった一泊二日で何かが変わる訳ではありませんが、少しでもいつもと違う状況で依存症から抜け出すことが出来ました。(この時ばかりは携帯はデジカメとなりました)

自然環境に触れ合う

ミリ単位でコバエが塾内で発生するだけでもビビる生徒。キャンプ場にいけばそんなこと言ってられません。ここのスタッフさんが去年言っていた事、それは「この場所は動物たちが住んでいる場所に人間がお邪魔している所です」と言ったのが印象的でした。昆虫類は無限にいるし、蛇・蛙も歓迎してくれています。それどころか夜には鹿の鳴き声が至る所から聞こえます。そこまでくると生徒もコバエごときでは何も言わなくなりますね。不思議なものです。

透明度日本一のカヌー体験

透明度が非常に高く透き通って見える湖。そこをカヌー体験出来るなんて贅沢ですね。更に大きく3つに分かれている湖の3つ目にて食事。気色が良いのは言うまでもありません、遠くを見ても近く水面を見ても最高の景色です。今年は天候にも恵まれて最高の状況でカヌー体験を出来ました。

ただ、ここだけの話、実際には気象状況を刻一刻と判断しながら近くの仲間と無線機でやり取りして常に状況をケアしながらタイムスケジュールを組んでくれたスタッフさんがいるからこそ天候に恵まれたと勘違いしている事も忘れてはいけないですね。有難う御座いました。この体験が終わった後に雨が降ってきたのは言うまでもありません。(ちなみに去年も同様です)

ただの焚火じゃない!?

キャンプに焚火は欠かせません。が、しかしただ着火剤やバーナーで火を起こしたり、新聞紙とマッチで火を起こしてもキャンプの旨みは半減です。薪を割って小さい薪にして、そこからフェザースティックを作り麻をほぐしスティックに絡ませメタルマッチ(通称ファイヤースターター)で火を飛ばし、そこから火種を大きくする。生徒たちにも実践してもらい火の起こし方を間近で学ぶ・・・・キャンプ好きな大人ならともかく、なかなか経験出来ないような事をしていると思います。更に焚火の中にアートファイヤーを入れて炎を変色!!化学の炎色反応の実験です。

みんな見入ってました。

焚火と同時に子供大好き花火!!最近の市販の花火はとにかく引火時間が短い!けどそんな事は関係なく皆さん楽しんでました。

これだけの体験が出来るのに(キャンプに来てまで)屋根の下でいつもの勉強をする訳にはいきません。これが全くしない理由です。

学校であれば消灯時間を過ぎれば怒られますよね!?もちろん颯鴻塾でも消灯時間は設けてはいます。

・・・・・ただ、学校ほど厳しくないので周りに迷惑にならない程度に何かコソコソみんなでゲームをしていたようです笑

来年も実施するのかどうかは現時点では分かりませんが、学校でもない・家族でもない人達と泊りで何かをして体験する、昔はもっとあったような気もするけど最近はめっきりそんなイベント自体が至る所で減ってきたような気もします。

となると来年も実施するような気もします・・・多分

最後に・・・

これ以下は私の独り言ですので読み飛ばして下さい。

実際の所、参加費をある程度頂いてキャンプを実行している事は間違い無いのですが、一泊二日にしてはちょっと割高感のある価格設定です。(自分らで決めて言うのもあれですが)

なるほど!儲けているのね!?と思われるかもしれませんが実はガッツリ赤字なんです。ちなみに去年も・・・

矛盾しているかとも思われがちですが、何かある訳にはいかないのでスタッフを増員して常に生徒に目配りしています。(携帯も無意味なので)

結果、そうなってしまうんですよね。。。

最も計画段階からある程度は分かっていた事ではあります。

もっと参加費を増やせは良い?

いや、赤字と分かっているのなら行かなければいい?

いやいや、生徒が普段できない体験をして、いつもとは違う笑顔が見れるならそれでいいかな!?と、前回も今回もそう思って実施してます。

綺麗事でまとめてるな!?と思いながらまとめました。笑

ありがとうございまいた。

さらに最後に

なんとか赤字幅を削減するために大型バスではなくマイクロバスを使用してます。昨年法改正があり大型バスの価格が大幅に上昇しました。それはそれで致し方ないのですが、マイクロバスをレンタルして自力で行った方が移動コストが圧倒的に安いんですよね。ただ、中型免許が必要で運転出来る人に制限が加わります。弊社でそれを取得している人はただ一人!

はい!私です笑

いや、、、今回も往復400キロほどの旅、、、、頑張りました。

こうゆうときの為に中型の限定解除したんじゃん!?

いつ運転するの?

「今でしょ!?」笑

↑オチにこれを言いたかっただけなのでは!?

本当に最後まで有難う御座いました。 m(_ _)m

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